(=´▽`=)ノ みなさんこんにちは。 今回の時空紀行はおじさんの地元も地元の福岡の近代化産業遺産のお話です。 福岡の中心部に流れる那珂川のほとりに100年の「貴賓」を纏った瀟洒な建物があります。 明治・大正期に活躍した三条栄三郎氏が設計・監督した 旧福岡県公会堂貴賓館です。 時空紀行を始める前までは、「おしゃれな洋館だなぁ」程度の認識しか無かったおじさんですが、 色々調べて見ると・・・ おっ?これは時空紀行で紹介する価値はあるのではと思い、まめと訪れて見たんですよ。 この建物は明治43年(1910年)の3月に開催された第13回九州沖縄八県連合共進会の 来賓接待所として造られた歴史深い建物です。 貴賓館は明治時代のフレンチ・ルネッサンスを基調とする木造の公共建築物として 大変貴重と言う事で国の重要文化財にも指定され、整備・保存されて今もこの地に息づき 100年の気品をおじさん達に見せてくれています。 ねっ!! おじさんが好きそうな建物でしょ(笑) 福岡の近代様式建築にはいくつかの系統があるらしいのですが、 細身の石柱などで装飾されたフレンチルネッサンスと呼ばれる建築様式で、 外壁は御影石に見えるように施工されています。 とんがり帽子の屋根付き搭屋をアクセントにアーチ窓や小さなドーマー窓をちりばめた外観は、 流石、パリのボザール美術学校で学んだ建築家が設計しただけの事はあります。 セーヌ川沿いの瀟洒なシャトーの雰囲気です。 現実にはセーヌ川ではなくて那珂川沿いですけどね。(笑) なんと言ってもこの八角塔が目を引きます。おぉ(゚ロ゚屮)屮 まめを入れて下から煽って撮って見ましたが・・・ (´+_+`)ウゥ…まめ・・・めちゃブサイクです。 この八角塔に付いている特徴的な丸窓・・・見た事があるぞぉ!! 「なぁ、まめ、おもえにも覚えがあるだう?」 おっ、まめも思い出した見たいでス。 そうです。以前時空紀行で訪れた明治期に造られた建物にもあったんですよ。(=´▽`=)ノ まず、世界遺産にも指定された左の写真の遠賀川水源ポンプ室(1910年)の丸窓。 右は同じく明治期に造られた南畑発電所(1911年)の丸窓です。 造られた時期が一緒だからなのか、それともこの当時のトレンドなのか? そっくりの丸窓です。 何だか、こんな共通点を見つけるとても嬉しくなるおじさんです。 窓ガラスには製造当時の気泡がそのまま残っていると所もあり、当時は多分失敗作のガラスのはずですが、 100年の時が経過すると、その気泡は「味わい」と言う物に変わっているから不思議です。 えっ!?気泡に味わいは感じないってですか。(゜ロ゜;)....う・・うそ いえいえ、時空紀行を楽しむには、これくらいの思い込みも必要なんですよ。 旧福岡県公会堂貴賓館があったこの付近には一昔前までは、この様式建築が数多くあったらいのですが、 現在はほとんど解体されてしまいました。 以前、ご紹介した事がある旧福岡県庁の玄関部分(右の写真)も三条氏が設計した建物です。 今は石柱だけ残されているので、まるでギリシャの宮殿跡見たいになってますけどね。 でも、旧福岡県公会堂貴賓館の正面ポーチと見比べてもらうと似ている事が分かるかと思います。 こんな小さな発見がとても楽しい時空紀行です。 何だか、当時の活気が見えて来る気がするおじさんです。 フレンチ・ルネッサンスを基調とする建物にアクセントとしてよく付けられている窓。 カッコイイですよね。 中はどうなってるんだろうか? 今回はまめ連れだったので中には入らなかったのですが、とても気になります。 建物の屋根の左右に造られたドーマー窓。 ドーマー窓・・・急勾配の屋根裏部屋用に付けられた小屋根付き窓 中央はもしかしたらアルコーブなのかなぁ? アルコーブ・・・西洋建築で部屋の一部をくぼませたり突き出したりして造った小部屋 本当に素敵な建物です。 如何でしたか? (=´▽`=)ノ フレンチ・ルネッサンスを基調として建てられた 100年の「貴賓」を纏った瀟洒な建物、 旧福岡県公会堂貴賓館。 楽しんで頂けましたか? おじさん最近思うのですが、まめを連れていても、もうほとんど普通の観光をしています。 と言うか、まめが居るからこんなにゆっくり楽しんで観る事が出来るのではないかと考えています。 「うさんぽ」の先に有る物。 おじさんとまめとの関係も沢山有る答えの中の一つではないかな。 そんな風に思える様になってきました。 次回も、又、頑張ります。応援宜しくお願いしまーす。 博多のおじさん&まめ |
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