彼岸花には、たくさんの別名があります。 例えば死人花とか、地獄花とか日本では不吉な花として忌み嫌われた歴史を持つ花です。 全体的には少し暗いイメージが強い花ですよね。 その訳は、この花に毒があり、埋葬方法が土葬の時代に遺体を動物から守る為に 毒の有る彼岸花をお墓の回りに植えた事がやはり一番大きいかなと思います。 彼岸花の花言葉を調べて見ると「悲しい思い出」「想うはあなた」「また会う日を楽しみに」が有るそうです。 やはりお彼岸を意識した花言葉が多いです。 良いイメージとしては、仏教で「曼珠沙華（まんじゅしゃげ）」といっておめでたいことが起こる前触れに、 空から赤い花びらが降ってくるという意味で「天上の花」とも呼ばれています。 
彼岸花の毒は何処にあるの? 彼岸花の持っている毒は何処に含まれているかと言うと・・・ 花・茎・根の全てです。 中でも、毒が多いのが球根部分です。 但し、この毒リコリンは、口から体内に入る事で、影響が出る毒で 人の致死量は計算上この彼岸花の球根650個近く摂取しないとダメだとか。 触っただけで、毒による症状が出る事はありません。 
毒があっても人の生活圏内で咲き続ける彼岸花。何故? 彼岸花が田んぼのあぜ道に多く咲いているのには理由があります。 その訳とは、モグラやネズミがあぜ道に穴をあけると田んぼの水が流れてしまい、 お米に悪影響を与えてしまいます。 モグラやネズミは彼岸花の毒を嫌います。 あぜ道を破壊する小動物を寄せつけない様に、彼岸花が田んぼを守っている訳なんですよ。 
ですから、まめも遺伝レベルでこの花に毒が有る事は分かっています。 当然、おじさんも分かっています。 その上で彼岸花を楽しんでいます。 
さてさて、彼岸花に毒がある事が分かった上で、この写真なんか見せたら、 動物愛護団体から、「なんて事をするんだぁ!!」ってクレームが入りそうです。（笑） 万が一齧ったらどうするんだぁぁぁってね。 でもおじさんは思います。 小動物との付き合いは子育てにとても似ていると思っています。 危ないからダメだと全てを否定してまうと、何も進歩がありません。 何が危険なのかを、しっかり考えて、 その上で最善の方法で純粋にこの花の美しさを、まめと楽しむ事はとても大切な事だと思っています。 
うさんぽは危険と隣り合わせの行為、何故出かける? しかし、それをしっかり認識して一歩踏み出すと、違う世界が開けて来るのも事実です。 危険だから出掛けないその選択肢だけでよいですか? まめの写真を見てそう考えてくれる方が一人でも居てくれたら嬉しいなぁ。 いよいよ、うさんぽシーズン到来です。 皆さんが楽しい一時を過される事を心より願います。 博多のおじさん＆まめ |
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