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01  

目を覚すと、何故か深い森の中に居た。

世界は一変している。

何故か、その事だけは不思議と確信している自分がそこに居た。

02

世界は文明が崩壊し、人の気配は皆無だ。終焉の世界・・・
そう、これが終焉の世界に違い無い。
覚醒に似た感覚が頭の中を這い回る・・・

目の前には生ける屍うさぎ「ウォーカーラビット」が飛び回っていた。

いったい此所は何処なんだ。

03

ウォーキングラビット
荒廃した世界を舞台に、うさ飼(おじさん)と呪怨うさぎ(まめ)との壮絶な物語。
シーズンまめ いよいよ配信。

06

(_≧Д≦)ノ彡☆バンバン!! 
はいはい。おじさん。気が済んだかぁぁぁ。
どうして毎回、そう妄想の世界を書きたがるかね?
オイラには理解出来無いですよ。本当に・・・

上の写真は、森の中だから、ちょっとだけオドロオドロした感じで
撮ってみようと、おじさんに協力して撮ったのだけど、おじさんが調子に乗って、
こんな感じに仕上げちゃったんですよ。
海外ドラマの見過ぎですよ。本当に・・・

ε=( ̄。 ̄;A フゥ…それでは気を取り直して旅紀行始めまーす。

04

(=´▽`=)ノはい。皆さんこんにちは。
今回は全国2位のカツラの巨木に会いに行った時のお話です。

背振山系北山の県立自然公園内に国の天然記念物に指定されたカツラの巨木が有ると聞き、
まめと会いに言って見ました。
何々の巨木って全国に沢山ありますが、おじさんとまめのアンテナに引っ掛かったのは、
全国2位という、キャッチフレーズ!!

w( ̄□ ̄)w Oh My God!!
1位じゃないんかい!!っていう突っ込が入れられる、その微妙な順位が
おじさんとまめには最適な物件だと思ったからなんです。(笑)

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おじさん。おじさん。行くよ。w( ̄□ ̄)w レッゴー!!
もう、うさんぽって言うより、わんこの散歩とほとんど変わらないノリで着いて来てるまめ。
まめ・・・おまえうさぎの着ぐるみ着ている犬じゃないのか???(笑)

月日とは恐ろしい物ですよね。
うさぎさんだって、ここまで人と一緒の行動がとれる様になるとは・・・

07 08

さてさて、そんなまめと案内に従って進むと、それらしい木が見えて来ました。

w( ̄□ ̄)w Oh My God!!この木の事かぁぁぁ!!
樹齢、推定1000年。
根回り20メートルの巨木が・・・

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w( ̄□ ̄)w 突然!!まめ先生の植物講座
はい、生徒諸君、席に座って下さい。

まず最初に、今回の紀行を理解する為に、カツラの木によく起きる現象。
「ヒコバエ」と言う言葉を説明しますね。
この言葉の意味が分らないと、後の説明がまったく分らなくなるから、ちゃんと理解する様に!!

ヒコバエとは樹木の切り株や根元から生えて来る新しい若葉の事です。
太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てて、ひこばえ(孫生え)と言う字を書きます。

今回訪れた、この巨木も右の写真を見てもらうと分ると思いますが、
元々の主幹のカツラの木が1本あっとしますよね。
その木から
「ヒコバエ」と呼ばれる若葉が沢山生えて、
その木の群集が一本の巨木として見える訳です。

ここまでは理解出来ましたね。

11

今回訪れた、カツラの木があるのは佐賀県です。
(もはや県外遠征は当り前になってるおじさんとまめ。これをうさんぽと言って良いのか疑問ですが)
佐賀県内には他に自生しているカツラの木は無く、
最初は珍しい事もあり珍木として注目されていたらしいのです。

やがて「ヒコバエ」と呼ばれる現象が、この木におきて25本のヒコバエが芽吹きました。
時は過ぎ、そのヒコバエ達も育ち、このカツラの木の群生は当時ここに住んでいた人々には、
見た事も無い異様な巨木として目に写った訳です。

木の群生でなりたっているこの巨木。
村びと達はそりゃぁ、驚いた訳です。

Σ( ̄□ ̄ノ)ノゲ!! なんじゃ、この巨木は・・・って感じかな?
当初は珍木として扱われていたこのカツラの木はいつしか、

神木として人々に崇拝される様になった訳なんです。

12 313

そんな自然崇拝の対象となった、このカツラは伐採は禁忌と言う考え方が定着し
1000年もの時を生き抜き今に至っている訳です。


そりゃそうですよね。ここまで大きく育つと、伐採なんかしたら、
神様から罰をもらいそうですもんね。

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巨木に歴史あり。( ̄o ̄*(_ _* ) ウンウン
自然崇拝から神木として大切に保護されて来たこのカツラ。
何だか、とても神聖な木に見えて来たでしょ?

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やはり神木と呼ばれる木の持つ雰囲気は独特なものがあります。
木の根元には渓流が流れ、その渓流からの沸き上る水の香りは、まるで森の精気の様に感じます。
手を合わさずには居られない空間、そんな場所の中心にこの木があります。

自然崇拝の対象として、1000年の時を生き抜いたこの木。
出会えた事に感謝です。

何々の巨木、よく見かけるフレーズですが、真剣に向き合うと、
今まで見えなかったものが見えて来る様な気がする今回の紀行でしたよ。
巨木シリーズも楽しいかも?

それでは又、次回お会いしましょう。

博多のおじさん&まめ




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