散歩していると、早い時季から咲いている桜を見かける事があります。 早咲きの桜って言え河津桜が有名ですが、おじさんが住む福岡では見かけ無いかな? 元々桜の原種は10種と言われ、原種の桜が自然交配して100種程の野生種が存在するらしいです。 この俗に言われる山桜を人が品種改良して作られた桜が染井吉野ですが、 その他なんと300種も存在するらしいです。(゜ロ゜；)....う・・うそ 一口に桜って言っても沢山の種類があるようです。 今回は、その中の1種、陽光桜の満開に出会いましたので、その様子を書いて見ますね。 
まめと時空紀行の取材の帰りに立ち寄ったキリンビールの花園。 時空紀行は、とにかく調べる為に歩き回るので疲れた身体とまめの休憩及び、 この花園は5月にポピーが沢山咲くので、 下見も兼ねて、立ち寄って見ました。 まめもご覧の通り、「時空紀行の取材は疲れるわぁ」って文句言ってます。（笑） この時の取材の様子は又、別の機会に、ご紹介しますね。 
立ち寄ったのは4月1日。 木蓮はご覧の通り盛りを過ぎ、花紀行で取り上げるにはちょっと時季を逸した感じです。 
染井吉野は、ご覧の通り福岡では、ほとんど開花していない状態です。 そんな中、1本だけピンク色に色付く木が・・・ (￣◆￣；)うっ・・・なんの木だぁ??? 近付いて見ると・・・ 
(´+＿+｀)ウゥ…花びらには桜の特徴が出ています。桜だよなぁ??? しかし、やたらピンク色してますよね。 花径は4センチ程度の大振りな花で3、4輪が下向きについて、 一重咲きで寒緋桜の様に紅色です。 しかし、綺麗だなぁ。(=´▽`=)ノ 
この木には陽光桜と書かれていました。 折角なのでこの陽光桜の事を調べて見ると・・・ この桜の作者は高岡さんといわれる元教師の方で、 大戦中に送りだした教え子達が戦場に散った事を悼む鎮魂の旅に出た沖縄で カンヒザクラと出会い、里桜のアマギヨシノとの交配で、この桜が生まれたらしです。 作者は、もう2度と戦うまいと言う誓いと思いを込めた、 この桜を平和のシンボルとして各地に贈り続けたらしいです。 
偶然かも知れませんが、撮影したキリンビール花園は 大戦時は東洋一の飛行場と言われた大刀洗飛行場の跡地にあります。 因に、この時に取材していた時空紀行のネタは掩体壕（エンタイゴウ）です。 戦闘機などを敵の爆撃から守る為に建設された格納庫の事 そんな過去が有る土地柄、作者の高岡氏が贈った数多くの陽光桜の中の1本だとしても なんら不思議はありません。 平和を願って贈られた桜・・・とても素敵な桜だとおじさんは思います。 
戦争遺産を調べていたからこそ分かった今回の陽光桜の成り立ち。 そして、たった1本だけ咲いている陽光桜の謎。 おじさんの思い込みだけかも知りませんが、おじさんの推測が真実なら、 とても良いお話だと思いませんか? 陽光桜。とても大好きな桜になったおじさんです。 おい、まめ。ΣΣ┗(|||｀□´|||)┛ンガァァー！！ おじさんの話はまったく聞かないで、あまおうソフトクリームに興味津々かい。 陽光桜1本から、ここまで話を膨らましたのに、完全無視かぁぁぁ。 ガッデム(￣ヘ￣)凸 と言う事で叉、次回お会いしましょう。 博多のおじさん＆まめ |
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